今すぐ知りたい

検査値

C反応性タンパク
CRP:C-reactive protein

発熱や疼痛などの症状がみられたとき,炎症や組織障害の有無や程度,疾患の進行状況を見るために実施する.代表的な炎症マーカーである.

基準値

0.30mg/dL以下

基準値より高値を示す場合

高度上昇(10.0 mg/dL以上)

⇒重度感染症,活動期関節リウマチなど

中度上昇(2.0〜10.0mg/dL)

⇒細菌感染症,関節リウマチなど

軽度上昇(0.2〜2.0mg/dL)

⇒軽症炎症疾患(初期,回復期),ウイルス感染症,全身性エリテマトーデス,白血病など

基準値より低値を示す場合

低値(0〜0.2 mg/dL以下)

⇒重症肝障害時に低値傾向を示す