目指せ!看護師国試合格
- 735本目!
全身性浮腫の特徴はどれか。
1 .圧痕はみられない。
2 .左右差はみられない。
3 .口腔粘膜は乾燥する。
4 .体重減少を認める。
- 解答2
【解説】
1 ×:全身性の浮腫は,ほぼ圧痕性である.前脛骨部を圧迫して痕が残るかどうかで,浮腫の有無を確認する.非圧痕性浮腫は,甲状腺機能低下症などで起こる.
2 ○:全身性浮腫では左右差はみられず,早期には下肢,眼瞼,手指,外陰部で観察される.一側性の下肢浮腫の場合は,下肢静脈やリンパ管に原因があることが多い.
3 ×:口腔粘膜の乾燥は,脱水時などに生じる症状である.
4 ×:全身性浮腫は間質に過剰に体液が貯留しているため,体重は増加していることが多い.