目指せ!看護師国試合格

目指せ! 看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

305本目!

写真のように注射器を把持するのはどれか.

1 .皮内注射

2 .皮下注射

3 .筋肉内注射

4 .静脈内注射

1000本ノック305本目図

解答3

【解説】

筋肉内注射では,ペンを持つように注射器を利き手で把持する.注射器が動かないよう固定し,針を皮膚と約45~90 度の角度ですばやく筋肉内に刺入する.このとき,針が血管内に入っていないことを確かめるため,内筒を少し引いて,血液の逆流がないかを確認する.それぞれの注射法で効果の発現や薬剤の吸収速度,持続性が異なり,薬剤の効果をどのように期待するかによって方法を選択する.薬剤の吸収速度は,速い順で静脈内注射,筋肉内注射,皮下注射,皮内注射.

これまでの問題 一覧

教えて 国試の「?」

Q1:看護師国家試験っていつ行われるの?
【A】

毎年2月に行われます.2017年の第106回看護師国家試験は2月19日に行われ,3月25日には合格発表が行われました.受験者数は62,534人,合格者数は55,367人で,合格率は88.5%となりました.
看護師国家試験を受験するには,受験地の地方厚生局または地方厚生支局に必要書類を提出し,受験票を交付してもらう必要があります.書類提出期間は,11月〜12月ごろです.ただし,試験日も含め,正確な日程は8月上旬に厚生労働省から発表されますので,厚生労働省の「資格・試験情報」のページや,学校の先生からの情報などを必ず確認しましょう.

Q2:看護師国家試験の合格率って?
【A】

看護師国家試験の合格率は,例年90%前後です.この割合だけをみると,「ほとんどの人が受かる,簡単な試験なんだな」という印象かもしれませんね.

しかし,あたり前ですが「例年90%前後」ということは,「毎年約10%の人が不合格になる」ということです.

さらに注意すべきは,近年,看護師国家試験の受験数が増えており,合格率は低下傾向にあること.第106回は88.5%で,過去10年で最低となりました.

 

表 看護師国家試験の受験者数,合格者数と合格率

 

受験者数

合格者数

合格率

第100回

54,138

49,688

91.8%

第101回

53,702

48,400

90.1%

第102回

56,546

50,232

88.8%

第103回

59,725

53,495

89.6%

第104回

60,947

54,871

90.0%

第105回

62,154

55,585

89.4%

第106回

62,534

55,367

88.5%

Q3:看護師国家試験の出題内容って?
【A】

人体の構造と機能,疾病の成り立ちと回復の促進,健康支援と社会保障制度,基礎看護学,成人看護学,老年看護学,小児看護学,母性看護学,精神看護学,在宅看護論,看護の統合と実践の11分野から出題されます.

試験問題は,厚生労働省が公表している「看護師国家試験出題基準」をもとに作成されています.出題基準は4年ごとに改定が行われており,2017年3月には,『保健師助産師看護師国家試験出題基準 平成30年版』が公開されました.一度目を通しておきましょう.

Q4:看護師国家試験対策のポイントは?
【A】

近年,看護師国家試験の出題内容は,より臨床実践の場で求められる知識が問われるように変化してきています.

そのため,看護師国家試験対策としては,過去問題を解くだけではなく,臨地実習に結びつけた丁寧な学習を行っていく必要があります.臨地実習では,実体験を通して深い学習ができ,看護技術も実践できます.次のようなポイントを意識して実習に臨みましょう.

 

 臨地実習のポイント

①事前学習を丁寧に行い,担当患者さんについて,病態生理や治療,看護の基本的なところから整理する.
②机上で学習したことと実際の臨床とを比較して確認する.
③看護技術については,基本手順を毎回確認する.
④看護過程の展開を丁寧に行う.
⑤看護ケアの科学的根拠を常に確認する習慣をつける.

 

看護師国家試験合格の目的は,看護師として自立できることです.そのため,国家試験に受かるためには,看護するための思考のプロセスを身につけることが大切です.実習に丁寧に向き合って,基礎知識をしっかりと積み上げていきましょう.

 

(詳しくは『ナーシング・キャンバス2017年6月号』をご覧ください)