目指せ!看護師国試合格

目指せ! 看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

259本目!

統合失調症の陰性症状はどれか。
1 .被毒妄想
2 .感情鈍麻
3 .幻聴
4 .思考奪取

解答1

【解説】

ドパミンはカテコールアミンに属し,脳内の黒質線条体路,中脳辺縁系路,中脳皮質路に作用する.黒質線条体路はパーキンソン病と関連し,中脳辺縁系路と中脳皮質路は統合失調症と関連するとされる.幻覚や妄想などの統合失調症の陽性症状は,中脳辺縁系からドパミンが過剰放出されて起こされると考えられている.セロトニンとノルアドレナリンの活性低下はうつ病に関与していると考えられている.アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症では,脳内でアセチルコリンが減少していることが知られている.

これまでの問題 一覧

教えて 国試の「?」

Q1:看護師国家試験っていつ行われるの?
【A】

毎年2月に行われます.2018年の第107回看護師国家試験は2月18日に行われました.受験者数は64,488人,合格者数は58,682人で,合格率は91%となりました.
看護師国家試験を受験するには,受験地の地方厚生局または地方厚生支局に必要書類を提出し,受験票を交付してもらう必要があります.書類提出期間は,11月〜12月ごろです.ただし,試験日も含め,正確な日程は8月上旬に厚生労働省から発表されますので,厚生労働省の「資格・試験情報」のページや,学校の先生からの情報などを必ず確認しましょう.

Q2:看護師国家試験の合格率って?
【A】

看護師国家試験の合格率は,例年90%前後です.この割合だけをみると,「ほとんどの人が受かる,簡単な試験なんだな」という印象かもしれませんね.

しかし,あたり前ですが「例年90%前後」ということは,「毎年約10%の人が不合格になる」ということです.

さらに注意すべきは,近年,看護師国家試験の受験数が増えていることです.第107回看護師国家試験の受験者数は64,488人と,過去最多になりました.

 

図1 看護師国家試験受験者数・合格者数の推移

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Q3:看護師国家試験の出題内容って?
【A】

人体の構造と機能,疾病の成り立ちと回復の促進,健康支援と社会保障制度,基礎看護学,成人看護学,老年看護学,小児看護学,母性看護学,精神看護学,在宅看護論,看護の統合と実践の11分野から出題されます.

試験問題は,厚生労働省が公表している「看護師国家試験出題基準」をもとに作成されています.出題基準は4年ごとに改定が行われており,2017年3月には,『保健師助産師看護師国家試験出題基準 平成30年版』が公開されました.一度目を通しておきましょう.

Q4:看護師国家試験対策のポイントは?
【A】

近年,看護師国家試験の出題内容は,より臨床実践の場で求められる知識が問われるように変化してきています.

そのため,看護師国家試験対策としては,過去問題を解くだけではなく,臨地実習に結びつけた丁寧な学習を行っていく必要があります.臨地実習では,実体験を通して深い学習ができ,看護技術も実践できます.次のようなポイントを意識して実習に臨みましょう.

 

 臨地実習のポイント

①事前学習を丁寧に行い,担当患者さんについて,病態生理や治療,看護の基本的なところから整理する.
②机上で学習したことと実際の臨床とを比較して確認する.
③看護技術については,基本手順を毎回確認する.
④看護過程の展開を丁寧に行う.
⑤看護ケアの科学的根拠を常に確認する習慣をつける.

 

看護師国家試験合格の目的は,看護師として自立できることです.そのため,国家試験に受かるためには,看護するための思考のプロセスを身につけることが大切です.実習に丁寧に向き合って,基礎知識をしっかりと積み上げていきましょう.

 

(詳しくは『ナーシング・キャンバス2017年6月号』をご覧ください)