目指せ!看護師国試合格
- 764本目!
日常生活動作〈ADL〉の評価尺度はどれか。
1 .ブレーデン・スケール
2 .バーセル・インデックス
3 .ブリンクマン・インデックス
4 .グラスゴー・コーマ・スケール
- 解答2
【解説】
1 ×:ブレーデン・スケール(Braden Scale)は褥瘡発生危険度を予測する尺度である.得点が低いほどリスクが高いことを示す.
2 ○:バーセル・インデックス(Barthel Index)は日常生活動作(ADL)の代表的な評価尺度である.食事や移動など日常生活動作の10項目を指数評価する.
3 ×:ブリンクマン・インデックス(Brinkman Index)は喫煙が人体に与える影響を表す尺度である.[1日の平均喫煙本数]×[喫煙年数]で算出される.400以上では,肺癌などのリスクが高くなる.
4 ×:グラスゴー・コーマ・スケール(GCS:Glasgow Coma Scale)は,意識レベルを総合的に判定する尺度である.開眼機能(E),言語機能(V),運動機能(M)の3要素に分けて意識状態を指標化し,合計点数で評価する.