目指せ!看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

779本目!

更年期の女性で特徴的に産生が低下するのはどれか。
1 .テストステロン
2 .エストロゲン
3 .プロラクチン
4 .オキシトシン

解答2

【解説】

1 ×:テストステロンは,精巣のライディッヒ細胞から分泌される男性ホルモンである.男性の場合は,加齢に伴って分泌が低下すると,性能力の低下,筋力低下,抑うつ状態が出現しやすくなる.
2 ○:エストロゲンは卵巣から分泌されるホルモンである.更年期とは閉経をはさんで5年間程度を指し,一般に45~55歳の期間をいう.卵巣の機能消退が起こるので,エストロゲンは低下し,卵胞刺激ホルモン(FSH)は上昇する.
3 ×:プロラクチンは下垂体前葉から分泌されるホルモンであり,乳腺に作用して乳汁産生を促進する.
4 ×:オキシトシンは下垂体後葉から分泌されるホルモンであり,射乳と子宮収縮に関与する.