目指せ!看護師国試合格
- 818本目!
血圧を上昇させる作用があるのはどれか。
1 .ペニシリン
2 .フロセミド
3 .カルシウム拮抗薬
4 .フェンタニル
5 .カテコールアミン製剤
- 解答5
【解説】
1 ×:ペニシリンはペニシリン系の抗菌薬であり,昇圧作用はない.
2 ×:フロセミドはループ利尿薬であり,尿量を増加させる.薬効が過剰になると,脱水や低血圧が起こる可能性がある.
3 ×:カルシウム拮抗薬は降圧薬である.血管平滑筋を収縮させるカルシウムイオン(Ca2+)が細胞内へ流入するのを阻害し,血管が拡張して血圧が下がる.
4 ×:フェンタニルは麻薬性鎮痛薬であり,癌性疼痛の緩和に用いられる.副作用のうち便秘,眠気,悪心は,モルヒネと比較すると弱い.
5 ○:カテコールアミン製剤には強心作用や昇圧作用がある.心不全やショックなどで用いられる.