目指せ!看護師国試合格
- 287本目!
針刺し事故対策で最も適切なのはどれか.
1.針刺し部位を消毒液に浸す.
2.注射針のリキャップを習慣化する.
3.事故の当事者を対象にした研修を行う.
4.使用済みの針は専用容器に廃棄することを徹底する.
- 解答4
【解説】
針刺し事故対策で重要なことは,血液が付着した針に触れないことである.使用済みの針は,リキャップせず,針捨て専用容器を準備し,針を持ち替えたりせず,その場ですぐに廃棄することを徹底する.スタッフ間で定期的にシミュレーションを行い,手順の統一をはかる.対策マニュアルを作成し,事故の当事者だけでなくスタッフ全員に対して研修を行う.誤って汚染された針を刺した場合には,ただちに針刺し部位から血液を絞り出し,流水で十分に洗ってポビドンヨードやアルコールなどで消毒する.