目指せ!看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

297本目!

看護師が行う処置で滅菌手袋を使用すべきなのはどれか.
1.筋肉内注射
2.口腔内吸引
3.ストーマパウチの交換
4.尿道カテーテルの挿入

解答4

【解説】

看護師が行う処置で滅菌手袋を使用すべきなのは,無菌操作が必要な場合である.選択肢の中では,尿道カテーテルの挿入が該当する.無菌操作が必要ない処置で,感染防御が必要な場合は,非滅菌手袋(ディスポーザブル手袋)を使用する.医療現場で非滅菌手袋を使用すべき場面には,①血液・体液や感染性物質に触れる場合,②注射針やメスなど鋭利器材の取扱い作業,③薬液の調剤作業,④抗癌薬などの有害化学物質を取扱う作業などがある.筋肉内注射は注射針を刺入するため血液に触れる可能性があるため,非滅菌手袋を
使用する.口腔内吸引は,唾液に接触するため,非滅菌手袋を使用する.ストーマパウチの交換は,排泄物に接触する可能性があるため,非滅菌手袋を使用する.