目指せ!看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

275本目!

体温の調節機構で正しいのはどれか.
1.体温の調節中枢は脳幹にある.
2.体温が上昇すると,骨格筋は収縮する.
3.体温が上昇すると,汗腺は活性化される.
4.体温が低下すると,皮膚の血流は増加する.

解答3

【解説】

体温調節中枢は,視床下部にある.寒冷刺激で体温が低下すると,骨格筋に不随意的な運動(戦慄,ふるえ:シバリング)が生じ,筋収縮により熱産生を促す.体温が上昇すると皮膚血管が拡張し,血流が増え,皮膚表面から空気へ体熱の伝導が促される.また,汗腺が活性化し発汗が促され,汗が蒸散する.気化熱によって体熱を放散させる.