【解説】

乳幼児の正常な言語発達では，生後2～3か月頃には喃語が出始める．生後6か月頃には，単一の音を繰り返すようになる．1歳前後で意味のある1語が言えるようになる．1歳半～2歳の間に2語文を話す．1歳9か月ころに「ちょうだい」が言えるようになり，「なあに」などの疑問詞の使用は2歳半前後から出始め，3歳くらいで最も「これなあに」が聞かれる．4歳頃までに話ことばとして一定の完成がみられ，色の区別が言えるようになる．