目指せ!看護師国試合格
- 323本目!
神経伝達物質と精神疾患の組合せで最も関連が強いのはどれか.
1.ドパミン ────── 脳血管性認知症
2.セロトニン ───── うつ病
3.ヒスタミン ───── アルツハイマー病
4.アセチルコリン ─── 統合失調症
- 解答2
【解説】
神経伝達物質であるドパミンと関係が深い精神疾患は統合失調症である.脳血管性認知症は,脳血管疾患が原因で脳組織が部分的に壊死したことによる機能障害で,発作が生じるごとに段階的に認知症が進行する.セロトニンはうつ病と関係が深い.うつ病では脳内のセロトニンやノルアドレナリンの活性低下が関与していると考えられている.ヒスタミンは炎症物質である.アルツハイマー病はアセチルコリンと関係が深い.