目指せ!看護師国試合格
- 343本目!
女性労働者の就業に関して,妊娠・出産を理由として不利益な取り扱いをすることを禁止した法律はどれか.
1 .母子保健法
2 .男女雇用機会均等法
3 .男女共同参画社会基本法
4 .育児・介護休業法
- 解答2
【解説】
1 × 母子保健法は,母子の健康保持および増進をはかるために制定された法律である.保健指導・健康診査,母子健康手帳の交付などの措置を講じ,国民保健の向上に寄与することを目的としている.
2 〇 男女雇用機会均等法では,雇用の分野における男女の均等な機会や待遇の確保をはかり,女性労働者の就業に関して,妊娠・出産を理由に不利益な取り扱いをすることを禁止している.
3 × 男女が互いに人権を尊重しつつ,対等に責任を分かち合い,性別にかかわりなく個性と能力を発揮して社会に参画することを目指した法律である.
4 × 育児・介護休業法は,育児休業,介護休業,看護休暇について規定している.