目指せ!看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

373本目!

更年期女性のエストロゲン低下による身体的変化はどれか.

1 .骨密度の増加

2 .徐脈

3 .コレステロールの低下

4 .腟粘膜の伸展性減少

5 .不定愁訴の軽減

解答4

【解説】

1 × 骨形成の促進と骨吸収の抑制を担うエストロゲンが減少するため,骨量が減り,骨密度が低下して骨粗鬆症を起こしやすくなる.

2 × エストロゲンの減少により自律神経失調症状を引き起こす.のぼせやほてり,動悸・発汗などの血管運動神経症状を起こし,心拍数は増加する.

3 × エストロゲンはコレステロールを低下させる作用をもつので,その減少によりコレステロールは上昇し,動脈硬化になりやすくなる.

4 〇 エストロゲンの低下により,腟粘膜の伸展性は減少する.

5 × 顔のほてりや発汗などの不定愁訴は更年期障害の代表的特徴である.