目指せ!看護師国試合格
- 解答3
【解説】
1 ×:頭部後屈顎先挙上法は,片手を額に当て,もう片方の手の第2・3指を顎先に当て,頭部を後屈させて下顎部を挙上させる方法.脊髄損傷がある場合は行わない.
2 ×:指交差法は,第1・2指を交差させて上下の歯に当て,指をひねって口を開く.
3 〇:頸椎・頸髄損傷が疑われるとき,頭部に緊張をかけない下顎挙上法を行う.両手の指を下顎骨の角にかけ,下顎全体を上方に持ち上げて気道を確保する方法である.
4 ×:1~3が医療施設外でも施行できる用手的方法であるのに対し,気管挿管法は医師によって行われる二次救命処置である.