目指せ!看護師国試合格
- 559本目!
患者の情報収集について適切なのはどれか.
1 .アセスメントの枠組みの一つにロイの適応モデルがある.
2 .看護過程におけるプロセスとは別に行う.
3 .患者の訴え,自覚症状は客観的情報である.
4 .主観的情報よりも客観的情報が重要である.
5 .患者の情報をすべて収集してから看護計画を立てる.
- 解答1
【解説】
1 〇 多くの看護理論家がモデルとして定式化を試みており,ロイ(Roy,Sr.C.)のほかに,ゴードンの「11の機能的健康パターン」やヘンダーソンの「基本的看護の構成要素」,NANDA-I「看護診断分類法」などがある.
2 × 看護過程はアセスメント,計画立案,実施,評価の過程で,実施した結果を評価・修正し,問題が解決するまで繰り返し実施する.情報収集はアセスメントに含まれる.
3 × 患者の訴え,自覚症状など患者の立場からの情報は主観的情報である.
4 × 主観的情報,客観的情報はどちらも重要で,どちらかがより重要ということはない.
5 × 情報をすべて得ることが難しい場合もあり,その時点で得られた情報をもとにする.