目指せ!看護師国試合格
- 651本目!
副腎皮質ステロイド薬が適応になるのはどれか.
1 .骨粗鬆症
2 .全身性エリテマトーデス
3 .ファロー四徴症
4 .真菌症
- 解答2
【解説】
1 × 経口ステロイド服用開始後,数か月で約10%の骨量減少を生じる.
2 〇 全身性エリテマトーデスは副腎皮質ステロイド薬の代表的な適応疾患である.そのほか,関節リウマチ,気管支喘息,ネフローゼ症候群などが適応となる.
3 × ファロー四徴症は先天性の心臓奇形であり,副腎皮質ステロイド薬の適応ではない.
4 × 副腎皮質ステロイド薬は免疫機能の抑制作用があるため易感染性となり,また,真菌症など感染症の症状を増悪させるため,使用されない.