目指せ!看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

715本目!

嚥下障害のある患者の食事介助で適切なのはどれか。

1 .会話をしながら咀嚼してもらう。
2 .食事の前に口腔ケアを実施する。
3 .患者の体位は、頸部を後屈させ下顎を挙上させる。
4 .汁物はとろみをつけずさらさらしたものがよい。

解答2

【解説】

1 × 会話をしながら咀嚼すると,誤嚥のリスクが高まるので不適切である.

2 〇 口腔ケアを食事の前に実施することで唾液の分泌が良好となり,また口腔内の湿潤環境が保たれ,誤嚥を予防することができる.

3 × 患者の上体を起こし,嚥下時には,頸部を軽く前屈してうなずくような動作をする.

4 × お茶やジュース,汁物などは液状のままだと飲みにくいため,増粘剤で粘度を調整し,とろみをつける.