目指せ!看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

739本目!

食事介助の方法で適切なのはどれか。
1 .頸部を伸展させる。
2 .食後は3分ほどファウラー位にする。
3 .誤嚥防止には酸味や香辛料を多めに使う。
4 .ティースプーンに1/3程度を一口の量にする。
5 .麻痺がある場合は食塊を健側の口腔に入れる。

解答5

【解説】

1 ×:頸部を伸展させると気道が直線的になり,誤嚥しやすい.上体を起こした体位にし,嚥下時には,頸部を軽く前屈してうなずくような動作をするとよい.うなずき嚥下といわれる.
2 ×:誤嚥防止,逆流防止の観点から,食後は30分程度ファウラー位とする.
3 ×:酸味や香辛料は,刺激によりむせやすいので,誤嚥防止には適切でない.誤嚥防止には,プリンやゼリーなどの半固形状のものが適している.
4 ×:一口の量は,嚥下反射を誘発できる量でなければならない.ティースプーンに1/3程度では少なすぎる.個人差を考慮しながら,1回で嚥下できる量を目安にする.
5 ○:麻痺がある場合,食塊は健側の口腔に入れる.