目指せ!看護師国試合格
- 760本目!
骨粗鬆症の危険因子はどれか。
1 .肥満
2 .月経不順
3 .有酸素運動
4 .ビタミンD不足
- 解答4
【解説】
1 ×:肥満では,体重を支えるために骨量が多く,骨粗鬆症になりにくいといわれている.しかし関節などへの負荷などから,変形性膝関節症などを引き起こすので,適正体重であることが望ましい.
2 ×:閉経により卵巣機能が低下するとエストロゲンが不足し,骨吸収が骨形成より優位になって骨量が減少するが,月経不順が直接的に骨粗鬆症の危険因子となることはない.
3 ×:適度な運動は,若年層から中年期では骨量増加を促し,骨粗鬆症の予防につながる.
4 ○:ビタミンDは,カルシウムの腸からの吸収を促進する.ビタミンD不足は骨粗鬆症の危険因子となる.