目指せ!看護師国試合格
- 804本目!
収縮により吸気を引き起こすのはどれか。
1 .内肋間筋
2 .上腕二頭筋
3 .中殿筋
4 .横隔膜
5 .三角筋
- 解答4
【解説】
1 ×:内肋間筋は,強制的な呼気(努力性の呼気)の際にはたらく.内肋間筋の収縮により肋骨が下降し,胸郭が前後方向に小さくなる.
2 ×:上腕二頭筋は,上腕の前面にある「力こぶ」の筋である.肩甲骨から起こり橈骨につく.おもに肘の屈曲にはたらく.
3 ×:中殿筋のおもなはたらきは,大腿の外転・伸展・外旋・内旋である.
4 ○:横隔膜は,収縮すると下降する.その結果,胸腔が広がるので肺が膨らみ,吸気が起こる.横隔膜が弛緩すると横隔膜が挙上し,呼気が起こる.
5 ×:三角筋は肩関節を上方から覆うような筋であり,収縮すると肩関節は外転する.