目指せ!看護師国試合格

必修予想問題 1000本ノック!

324本目!

肩関節の可動を評価している図を示す.矢印の動きはどれか.

1 .屈曲

2 .伸展

3 .外転

4 .外旋

 

1000本ノック324本目図

解答4

【解説】

1 × 屈曲は水平軸を中心として関節を曲げる運動で,肩関節の場合,前方に挙上した状態である.

2 × 伸展は水平軸を中心として関節を伸ばす運動で,後方に挙上した状態である.

3 × 外転は体幹の中心線から遠ざける運動で,肩関節の場合,側方に挙上した状態である.

4 〇 外旋は骨の長軸を中心に外側に回旋する運動で,肩関節や股関節のように自由に動く関節で可能である.

323本目!

与薬について適切なのはどれか.

1 .医師の指示を口頭で確認した.

2 .血糖降下薬を禁食の患者に与薬した.

3 .食間薬を食事の2~3時間後に与薬した.

4 .点滴の準備を全員分同時に行った.

解答3

【解説】

1 × 誤薬を防止するためには,カルテと処方せんで,与薬方法の6R(正しい患者/正しい薬/正しい量/正しい時間/正しい方法/正しい目的)を3回(保管場所から薬袋を取り出すとき/薬袋から1回分の薬剤を取り出し手に持ったとき/薬袋をもとの場所に戻すとき)確認する.

2 × 低血糖のリスクがあるため,血糖降下薬の与薬は食事をとることが前提である.

3 〇 食間薬は食事と食事の中間くらいに与薬する.食後2~3時間が目安である.

4 × 与薬の準備は,1人分ずつ行う.同時に行うのは患者誤認の要因となる.

322本目!

保健所の業務はどれか.

1 .要介護認定

2 .ケアマネジャーの養成

3 .感染症対策

4 .高齢者虐待の防止

5 .看護師免許の登録

解答3

【解説】

1 × 要介護認定は市町村が行う.

2 × ケアマネジャー(介護支援専門員)の養成は保健所の業務ではない.

3 〇 地域保健法において保健所の業務とされている.

4 × 地域包括支援センターの業務である.地域包括支援センターは高齢者虐待の発見者からの相談を受け,保護と対策を講じる.

5 × 看護師免許の申請は保健所を通して行われ,厚生労働省の看護師籍に登録される.

321本目!

乳児期の運動の発達の順番で正しいのはどれか.

1 .首の据わり→寝返り→はいはい→お座り→つかまり立ち

2 .はいはい→首の据わり→寝返り→お座り→つかまり立ち

3 .寝返り→首の据わり→はいはい→つかまり立ち→お座り

4 .首の据わり→寝返り→お座り→はいはい→つかまり立ち

解答4

【解説】

頭から足へ向かうという発達の法則に従って,まず首が据わって寝返りができるようになり,腰が据わってお座りができるようになる.はいはいはお座りの状態を立つことにつなげる動作である.はいはいをすることで,つかまり立ちができるようになる.

320本目!

シックハウス症候群の原因となるのはどれか.

1 .光化学オキシダント

2 .二酸化硫黄

3 .トリハロメタン

4 .ホルムアルデヒド

5 .アスベスト

解答4

【解説】

1 × 光化学オキシダントは,大気中の窒素酸化物や炭化水素が太陽の紫外線を受けて化学反応を起こし発生する汚染物質で,光化学スモッグの原因となる.

2 × 二酸化硫黄は,呼吸器に悪影響を及ぼし,四日市ぜんそくなどの公害病の原因物質である.

3 × トリハロメタンは,水道水原水を浄水場で消毒するために使用される塩素と,原水中の有機物が反応して生成される消毒副生成物の一種で,一部のトリハロメタンには発癌性の疑いがあるといわれている.

4 〇 ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因となる.シックハウス症候群は,住居内での空気汚染に由来するさまざまな健康障害の総称で,改正建築基準法により対策についての規定が設けられている.

5 × アスベストはじん肺や悪性中皮腫の原因となる.

319本目!

低体温に対する反応で体熱の産生を促進するのはどれか.

1 .汗腺の活性化

2 .骨格筋の収縮

3 .立毛筋の弛緩

4 .皮膚血管の拡張

解答2

【解説】

1 × 低体温時には発汗は抑制され,体温を維持しようとする働きが起こる.

2 〇 低体温では骨格筋に不随意な運動(戦慄,ふるえ)が生じ,筋収縮により熱産生を促す.

3 × 寒冷時には立毛筋の収縮(鳥肌)を観察することがあるが,ヒトの場合は熱放散抑制の効果はほとんどないに等しい.

4 × 交感神経の緊張により,アドレナリンや甲状腺ホルモンなどが分泌され,体細胞の代謝を促進することで,皮膚血管は収縮する.

318本目!

精子形成を促進するのはどれか.

1 .ヒト絨毛性ゴナドトロピン

2 .卵胞刺激ホルモン

3 .成長ホルモン

4 .バソプレシン

解答2

【解説】

1 × ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は,胎盤から分泌される性腺刺激ホルモンである.黄体に作用して退化を防ぎ,妊娠を維持する.

2 〇 卵胞刺激ホルモンは,下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモンの一つ(もう一つは黄体形成ホルモン)である.女性では卵胞の発育を促し,男性では精子形成を促進する.

3 × 成長ホルモンは代謝にかかわるホルモンであり,小児の身体の成長を促進したり,血糖値を上昇させたりする作用をもつ.

4 × バソプレシンは下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンである.脱水や高ナトリウム血症で血液が高浸透圧になると分泌が促進される.

317本目!

右中葉の体位ドレナージはどれか.

 

1000本ノック317本目図

解答4

【解説】

1 × この体位は上中葉前部のドレナージ.

2 × この体位は左側肺底部のドレナージ.

3 × この体位は上葉のドレナージ.

4 〇 この体位は右中葉のドレナージ.体位ドレナージは,重力の作用で痰喀出を促す方法である.ターゲットとする肺葉の気管支が垂直になるような体位をとることが基本である.痰の貯留部位が上方になるような体位を5~15分ほど保持して,痰を中枢に移動させる.

316本目!

看護過程のアセスメントで行われるのはどれか.

1 .優先度の決定

2 .目標の設定

3 .情報の分析

4 .問題の明確化

5 .達成度の評価

解答3

【解説】

1 × 看護過程は一般に,「1・アセスメント」,「2.看護診断」,「3・計画立案」,「4・実施」,「5・評価」のプロセスで循環的に行われる.優先度の決定は,計画立案のなかで,看護診断によって明らかになった患者の問題が複数ある場合にアプローチの順位を決めるものである.

2 × 目標の設定は,計画立案のなかで,看護診断によって明らかになった患者の問題ごとに到達目標を定めるものである.

3 〇 アセスメントは,看護診断のために必要な情報を収集,確認・再収集,整理,解釈・分析する過程である.

4 × 問題の明確化は,アセスメントの結果から解決すべき問題を明らかにする過程で,看護診断と同義で用いられる.

5 × 期待された成果に到達できたかどうかを評価する段階で,ケア実施後の過程である.

315本目!

成長・発達の原則で正しいのはどれか.

1 .身体の末梢側から中枢側に向かって発達する.

2 .複雑なものから単純なものへと発達する.

3 .臨界期に問題が起こると永久的な機能障害につながりやすい.

4 .常に連続的であり,一定のペースで進行する.

解答3

【解説】

1 × 身体の中枢側から末梢側に向けて発達していく.

2 × 単純なものから複雑なものへ発達していく.

3 〇 ある器官や機能の成長・発達に決定的に重要な時期を,臨界期という.臨界期に問題が生じると,永久的な欠陥や機能障害を生じることがある.

4 × 成長・発達は連続的に進むが,発達段階により急激に進む時期と緩やかな時期があり,ペースは一定していない.