お役立ち満載
国際化社会と看護
- 最終回
- 異国での子育て
小笠原 広実 Hiromi Ogasawara
医療法人 偕行会法人本部海外戦略部
公益財団法人 日本アジア医療看護育成会(研究員)
安心してもらうには, 国の違いを理解した説明が大切
誤解を解いて安心してもらいたいという思いは,インドネシア人医師・看護師も同じなのですが,日本とインドネシアの違いをよく理解して説明することが,とても重要であることを実感しました.
ジャカルタでも,日本で助産師や看護師をしていた人が中心となって,ボランティアで妊婦さん向けの母親学級を開いています.このような活動も,インドネシアで暮らすお母さんたちの安心感につながり,異文化の中で子育てをしていく勇気になるのではないかと思います.
看護職というのは,どんな場においても,学んだことを生かすことのできる素晴らしい仕事ですね.みなさんも,幅広い分野で羽ばたいていかれることを願っています.
著者が看護アドバイザーをつとめているKAIKOUKAI CLINIC SENAYANのスタッフ.
1年間ありがとうございました!!
『国際化社会と看護』は今回でおわりです.
ありがとうございました!
(この記事はナーシング・キャンバス2017年3月号に掲載されたものです)